2023年2月8日水曜日

立春と招福を呼ぶ。天神さまの縁起花「白梅」

立春間近、梅の名所としても知られる神社では梅のツボミがふっくらと膨らみ、何輪かの白梅がポツポツと咲き始めていました。

立春と招福を呼ぶ。天神さまの縁起花「白梅」

やわらかな質感の5枚花びら、はみ出すほどにびっしりと伸びるフワフワして暖かそうな黄色の雄しべが、一足先に春を届けてくれるかのよう。

こちらの神社では2月に梅まつりが行われ、境内にあるたくさんの白梅・紅梅が満開となり参拝者を美しい彩りと甘い香りで包みます。

梅は天満宮のシンボルとして有名ですが、寒さ暑さにも強く庭木としても人気の樹木、また盆栽の代表格でもあります。

梅(ウメ):バラ科サクラ属、紀元前12世紀ごろの記録もある古い植物で、中国原産となっていますが、日本にも自生していたのでは…という説もあるようです。古くから和歌などにも詠まれ、人々に愛された梅、奈良時代にはお花見の記述もあり、平安時代、菅原道真の飛梅伝説などのように逸話も多いですよね。

花を観賞するため、また健康にもよいとされる実を収穫するために、品種改良も繰り返され現在では250種を超える品種があるそうです。

梅全体の花言葉は「高潔」「上品」「忍耐」「忠実」など。

白梅では「気品」、紅梅の艶やかさとはまた別の凛とした清々しさ、神聖さも思わせる白い花のイメージでしょうか。

春に近づくにつれ一輪一輪と咲く梅の花、可愛らしい花姿とともに「馥郁(ふくいく)たる梅の香り」と独特の表現がされる繊細な香りが匂立つかぐわしさ、まだ寒い日もありますが、春先までたくさんの梅と出会いながら春を待ちたいと思います。



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