2026年6月1日月曜日

森林浴はなぜ世界に広まったのか—1982年、林野庁が名づけた言葉が世界各国に届くまで

1982年に林野庁がつくった森林浴という言葉は、科学的根拠を得て世界各国に広まりました。NK細胞・フィトンチッド・脳の扁桃体——木の香りと緑が体に働きかけるメカニズムと、庭木に宿るフィトンチッドの効果を解説します。

source https://www.senteiyasora.com/post/%E6%A3%AE%E6%9E%97%E6%B5%B4%E3%81%AF%E3%81%AA%E3%81%9C%E4%B8%96%E7%95%8C%E3%81%AB%E5%BA%83%E3%81%BE%E3%81%A3%E3%81%9F%E3%81%AE%E3%81%8B-1982%E5%B9%B4%E3%80%81%E6%9E%97%E9%87%8E%E5%BA%81%E3%81%8C%E5%90%8D%E3%81%A5%E3%81%91%E3%81%9F%E8%A8%80%E8%91%89%E3%81%8C%E4%B8%96%E7%95%8C%E5%90%84%E5%9B%BD%E3%81%AB%E5%B1%8A%E3%81%8F%E3%81%BE%E3%81%A7

落ち葉の居場所。世界の研究が教えてくれる、落ち葉が持つ力

三重県の雑木林で、落ち葉を掃かずにすき込む作業をすることがあります。道具を動かしながら 「この落ち葉、どこへいくんだろう」とふと思います。 「落ち葉はゴミか、それとも資源か」という問いの答えは、世界の研究者たちがすでに出しています。落ち葉は、土をつくり、命を育て、気候を安定させる——見えない仕事をし続けています。 落ち葉は土をつくる — 分解の仕組み 落ち葉の下で、土は育ち続けている 落ち葉は放置されているように見えて、森の中で重要な役割を担っています。分解には3つの主役がいます。 最初に動くのはトビムシやヤスデなど「一次分解者」と呼ばれる生き物で、落ち葉を細かく砕いていきます。次に菌類が乗り込み、細分化された有機物を化学的に分解します。 コナラ林に豊かなECM菌(外生菌根菌)もこの過程に深く関わっています。最後にバクテリアが最終分解を担い、腐植酸やミネラルとして土壌に蓄積されます。 かつて里山では、落ち葉を集めて焚いたり、畑にすき込んだりすることが日常でした。あの火の煙の向こうに、土に還していくという営みがありました。落ち葉焚きと山茶花の記事も、その記憶のひとつです。...

source https://www.senteiyasora.com/post/ochiba-mulching-leaf-litter-ecology

世界の庭から考える。庭のよくある問題

英国65%・31%・20,000件——世界中に存在する「庭のトラブル」。越境した枝一本が「私の財産」にも「侵入物」にもなる。日本・英国・米国・ドイツ・フランスの法と哲学を比較し、三重県菰野町の庭師・剪定屋空が考える「共存という思想」を書いた。

source https://www.senteiyasora.com/post/dissolving-garden-boundaries-tree-dispute-coexistence

消毒と梅雨前手入れ。四日市のお庭で、クチナシとモミジのプロペラに出会った日。

今日は暑さが本格的になってきた5月末。 四日市市で2件のお庭手入れにお伺いさせていただきました。消毒と、梅雨前に仕上げておきたいマツとクロガネモチの手入れです。 梅雨前の消毒。なぜこのタイミングか。 梅雨に入ると、高温多湿の状態が続きます。 うどんこ病・黒星病・炭そ病などの糸状菌による病害や、アブラムシ・ハダニなどの害虫は、この時期に一気に広がります。 だから、梅雨の前に薬剤で予防しておくことが大切です。症状が出てから対処するより、出る前に手を打つ。2件ともお庭全体の消毒と、弱っている樹木のケアを合わせて行いました。 マツとクロガネモチの梅雨前手入れ マツは今の時期、新芽(みどり)が伸びきる前の処理が大切です。伸びすぎると枝が間延びし、樹形が崩れやすくなります。梅雨に入る前に、透かしと芽の整理を済ませておきます。 クロガネモチは成長が旺盛で、放置すると枝が密になります。密になると風通しが悪くなり、梅雨時の病気を招きやすい。光と風の通り道を作ることが、この季節の手入れの目的です。 現場で見つけたもの 手を動かしながら、庭の中で季節を確かめる時間があります。今日も三つ、目が止まりまし...

source https://www.senteiyasora.com/post/yokkaichi-pre-rainy-season-disinfection-pine-kurogane-2026

2026年5月31日日曜日

農地の隅で育ったエノキの伐採 オオムラサキが宿る木

農地の隅に、枝を伸ばしたエノキがありました。誰かが植えたわけではない。種がそこに落ち、芽を出し、いつのまにか大きくなっていたとご相談をいただきました。 伐採の前に、まずお清めをしました。剪定屋空では、長年その場所に根を張ってきた木に対して、いつもそうしています。 この度ご依頼いただいたのは、三重県の農地・畑敷地に自生したエノキの伐採です。 複数の幹が絡み合うように育ち、高さは約8メートル。 エノキは一人生えの旺盛な木です。種子が土の中で長期間休眠し、頭上が開けたタイミングで芽を出す。 農地の端、空き地、道路の脇、神社の境内 気づかないうちに大木になっているのがエノキという木の特性です。 伐採前のお清め。長年この場所に根を張ってきた木への敬意を込めて、作業の前に必ず行っています。 エノキという木のこと エノキ(榎)はアサ科エノキ属の落葉広葉樹で、樹高は15〜25メートルに達する高木です。「榎」という字は夏の木陰を象徴するとも言われ、江戸時代には街道の一里塚に植えられた旅人の休み木でもありました。 根張りの美しさもこの木の特徴のひとつです。板根状に広がる根は日本の樹木の中でも特に力強...

source https://www.senteiyasora.com/post/enoki-hackberry-felling-farmland-mie-202

なぜ昔の人は里山の大木を切らなかったのか—科学が証明した菌根菌ネットワーク

里山の神木は迷信ではなかった。1997年以降の菌根菌研究が示したのは、大きな木が地下のネットワークで若い木を育てているという事実です。昔の人が大木を切らなかった理由と、庭の古木の扱い方を解説します。

source https://www.senteiyasora.com/post/%E3%81%AA%E3%81%9C%E6%98%94%E3%81%AE%E4%BA%BA%E3%81%AF%E9%87%8C%E5%B1%B1%E3%81%AE%E5%A4%A7%E6%9C%A8%E3%82%92%E5%88%87%E3%82%89%E3%81%AA%E3%81%8B%E3%81%A3%E3%81%9F%E3%81%AE%E3%81%8B-%E7%A7%91%E5%AD%A6%E3%81%8C%E8%A8%BC%E6%98%8E%E3%81%97%E3%81%9F%E8%8F%8C%E6%A0%B9%E8%8F%8C%E3%83%8D%E3%83%83%E3%83%88%E3%83%AF%E3%83%BC%E3%82%AF

2026年5月30日土曜日

初夏の清涼感。小さな白い花は満天の星「ドウダンツツジ 花」

初夏に白いベル型の花を咲かせ、秋には紅葉も楽しめるドウダンツツジ。生垣としても人気の庭木で、満天の星空に見立てた美しい名前の由来もご紹介します。

source https://www.senteiyasora.com/post/dodan-tsutsuji-white-spring-flower-garden

2026年5月29日金曜日

菰野町の樹木伐採 施工事例10選|三重県剪定伐採お庭のお手入れ専門店剪定屋空

三重県菰野町でも、さまざまな樹木の伐採をお手伝いしてきました。 外壁塗装の段取りで入った支障木、電線に接触したマキ、台風で傾いた工場の木など。 一件一件、状況が違います。このページでは、菰野町での施工事例をいくつかご紹介します。ご依頼の参考になれば幸いです。 ─────────────────────────────── 事例01:外壁塗装の足場設置前に支障木を伐採 外壁塗装の工事前に、足場の設置を妨げる支障木の伐採をご依頼いただきました。塗装業者が入る前に樹木を整理しておくことで、足場の組み立てがスムーズになり、工期全体の短縮につながります。複数業者が関わる工事では、段取りの順番が仕上がりを左右します。 塗装・外構・造園が絡む工事では、誰が先に入るかの段取りが大切です。お客様が複数の業者と調整するのは負担が大きい。伐採のタイミングや手順を一緒に考えることも、仕事のうちだと思っています。 詳細はこちら → ─────────────────────────────── 事例02:玄関周りの庭木伐採・枯葉撤去 玄関まわりの庭木が大きくなりすぎ、枯葉の堆積も気になるとのご依頼でした。...

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2026年5月27日水曜日

海辺のかんざし。ひょろりと伸びた先のビビッドピンク「アルメリア ビーズルビー」

和名は浜簪(ハマカンザシ)、海辺のかんざし。ビビッドピンクが華やかなアルメリア・ビーズルビー。耐暑性・耐寒性に優れた丈夫な植物で、ドライフラワーにもなります。

source https://www.senteiyasora.com/post/armeria-beads-ruby-seaside-pink-flower

2026年5月25日月曜日

ツツジ(躑躅)花後の剪定・ツツジとサツキの違い・品種・毒まで現場から

ツツジは4月末から5月にかけて、日本中の庭や公園を赤・ピンク・白・紫に染める花です。 生垣、玄関前、斜面の土留め いろんな場所で使われているのに、「いつ切るか」を知らないまま放置されている株を現場でよく見かけます。花が終わった後に切り忘れると、来年の花が咲かなくなります。ツツジの管理で最も大切な「花後の剪定」を中心に、品種の違いや毒の話まで、現場から書いた記事をまとめました。 「躑躅」——漢字の読み方と、クルメツツジという品種の話 ツツジの漢字「躑躅(つつじ)」は、難読漢字の中でも特に有名な部類です。 中国語で「足踏みして立ち止まる」という意味があるとされ、美しい花の前で人が足を止める様子を表したという説があります。 日本で最もよく見かけるのはクルメツツジ(久留米ツツジ)です。江戸時代後期に久留米藩で品種改良された園芸品種で、花が密に咲いて見栄えがよく、庭木・公園木として全国に広まりました。 → 「躑躅」の読み方とクルメツツジの詳しい話を読む ツツジとサツキの違い——似ているようで別物 ツツジとサツキ(皐月)はよく混同されます。どちらもツツジ科ツツジ属で、見た目もそっくりですが、...

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