2026年4月8日水曜日

4月18日はガーベラ記念日。ポジティブな気持ちになれる花を贈ろう ガーベラ

4月18日はガーベラ記念日。4月はガーベラの花が出荷最盛期であり、「ガーベラ」という名称登録が行われたのも4月であること(19世紀末に南アフリカで発見され、発見者であるドイツの植物学者ゲルベル(Traugott Gerber)の名前に由来)。 さらによ=4、い=1、は=8なの語呂合わせで「よいはな」ということでこの日が記念日に。 ガーベラは野生種には約40種、世界に2,000種類以上もの園芸品種があると言われ、さらに毎年のように新品種も誕生しているほど広く愛されている花。一重咲きや八重咲き、スパイダー咲き、カール咲きなどスタイルも様々で、白、赤、ピンク、オレンジ、シックな褐色系などカラーも豊富。パッとひらいた丸いフォルムが可愛らしくポジティブな雰囲気をもつので一輪でも周りを明るくしてくれます。 基本的には春と秋が開花期になりますが、四季咲き性で季節を問わず流通もあるので花屋さんでも手に入りやすい馴染みのある花でもありますよね。切り花やブーケ、アレンジメントにも向くのでフラワーギフトの王道、栽培でも暑さ寒さにも強い育てやすさからガーデンの彩りとしても重宝されています。...

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アルビノのひこばえ桜に花が咲いた!?オオシマザクラの記録

三重県四日市市の尾上別荘にて、土中灌注の作業中に気になっていたものを今日改めて撮影してきました。 2026年4月7日オオシマザクラが満開でした。 その根元から出ているひこばえのひとつが、葉の色がまったく違います。他のひこばえはふつうの緑色をしていますが、このひとつだけ、クリーム色から淡い黄土色をしています。光合成に必要な葉緑素(クロロフィル)がほとんど含まれていない、アルビノと呼ばれる状態です。 上の写真がひこばえアルビノ個体 以前から気になってはいました。ただ、アルビノの植物は光合成ができないため、通常は数週間から数ヶ月で枯れてしまうことが多い。花も咲かないと思っていました。 上の写真がオオシマザクラの花 なぜこのひこばえだけアルビノなのか、そしてなぜ花が咲けたのか。少し調べてみました。 植物の茎は、複数の細胞層が重なる構造をしています。長い年月の間に、どこかの細胞層でクロロフィルをつくる遺伝子に変異が起きることがあります。ひこばえが根元から出るとき、どの細胞層がその芽を支配するかは確率的に決まります。 変異した細胞層が支配した個体だけがアルビノとして現れる。これが、同じ根元か...

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2026年4月7日火曜日

お庭の健康診断|土壌から分かる庭の健康状態― 尾上別荘庭園における土壌改善の記録とこれから ―

現場で作業をしていると、ふと足元に違和感を覚えることがあります。 踏んでも沈まない。スコップが入らない。根元を掘ろうとしても、まるでコンクリートのように固い。そういう土に出会うとき、その場所の樹木は決まってどこか元気がありません。 葉は薄く、枝先は枯れ込み、幹の太さに対して勢いが感じられない。原因の多くは、地上ではなく土の中にあります。 前回の土壌分析|固くて届かない土 2025年4月に実施した土壌分析では、庭の状態が数値として明確に現れました。 尾上別荘 2025年土壌分析データ(固相53%・液相12%) 固相は53.1%。理想とされる40〜45%を大きく上回り、土の粒子が詰まりすぎている状態です。液相(水分)は12.2%。適正値の半分以下で、水が十分に保持・循環できていません。 土は固相(土の粒子)・液相(水分)・気相(空気)の三つで成り立っています。今回の分析値を当てはめると、固相53.1%・液相12.2%・気相34.7%となります。 理想的なバランスは固相40〜45%・液相25〜35%・気相25〜35%とされており、この庭では固相が過剰で液相が極端に不足していました。...

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2026年4月5日日曜日

菜の花忌。4月20日は前田夕暮。そして2月12日、3月12日もナノハナ

4月20日は菜の花忌と呼ばれる日。明治から昭和時代の歌人・前田夕暮(まえだ ゆうぐれ)の1951年(昭和26年)の忌日となります。 前田夕暮は、1906年(明治39年)、短歌結社「白日社」を創立、雑誌『向日葵(ひぐるま)』や『詩歌(しいか)』を創刊・主宰。若山牧水とともに自然主義の代表歌人として注目され、「夕暮・牧水時代」と称される時代を築いた歌人で、北原白秋との交友、詩人・歌人の育成にも尽力した人物。 この時期の季節の花にちなみ「菜の花忌」と呼ばれますが、実は「菜の花忌」は他にもあり、『竜馬がゆく』や『坂の上の雲』などの代表作をもつ小説家・司馬遼太郎の「菜の花忌」が2月12日、司馬遼太郎が菜の花やタンポポなどの黄色の花を好んだことに由来するそうです。 また日本を代表する浪漫派詩人伊東静雄の忌日3月12日も「菜の花忌」と称されます。 ただ単に命日というだけでなく、季節の花の名を称すること、墓石や記念碑に春のやさしさをまとった黄色の花が飾られる様子は、各人を偲ぶ人々の気持ちをも優しく包んでくれるように感じます。 「菜の花」は早春に咲く黄色の花としてその名称は浸透していますが、実は「...

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2026年4月2日木曜日

4月29日 みどりの日→昭和の日。雑草という草はない オオアワガエリ

4月29日は「昭和の日」です。  あれ?「みどりの日」ではなかった?と記憶を辿る人もいらっしゃるかと思いますが、昭和天皇の天皇誕生日として制定されていたのが1948年~1988年、その後1989年~2006年までは「みどりの日」とされていた祝日です。 現在4月29日は「昭和の日」と名称を変え、「みどりの日」は5月4日に移動した格好に。ちょっと複雑で珍しい祝祭日の変遷かもしれませんね。 昭和天皇の誕生日が「自然に親しむとともにその恩恵に感謝し、豊かな心をはぐくむ日」である「みどりの日」となった理由は、昭和天皇が長年植物の研究に向き合い、植物に造詣が深く自然をこよなく愛されたことに由来するといわれています。 昭和天皇の言葉として「雑草などというものはない」という名言がよく知られています。どんな植物でもみな名前があり、人間の一方的な考えで雑草と決めつけてしまうのは良くない、という主旨のお言葉で、NHKドラマにもなった植物学者「牧野富太郎」の有名な言葉「雑草という草はない」に通ずるものも。 春から初夏にかけ、空き地や道路わきの植物たちも一気に成長し、人間たちは「草刈り」「雑草駆除」という...

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2026年3月31日火曜日

青い花の魅力。静けさや平穏、知性をイメージさせるブルーの心理ブルーデイジー

細い花びらがくるんとカールした美しいブルーの花びら。中心の黄色とマッチした可愛らしさが人気のブルーデイジーです。 「青い花」には不思議な魅力があります。 近年大人気の観光スポットとなったネモフィラブルー、かつて不可能とされた青いバラは「夢かなう」の花言葉となりポジティブなイメージとなりました。 ムラサキ系の花はそれなりに見るように思いますが、空や海を彷彿とさせる「青色」「ブルー」カラーの青花は希少でもあるので、惹かれてしまうのかもしれませんね。 最近では成人式や卒業のお祝いなど若い世代へのプレゼントにも、ブルー系でシックな配色の花束が好まれるとか。青色には心理学的にも「信頼感」「知性」「誠実さ」そしてストレス過多の現代において「癒し」の要素も多いからとも言われます。 ネモフィラやブルーデイジーのやさしいブルーに癒され、リラックスする。その効果はよくわかる気もしますね。 ブルーデイジーの育て方は、陽当たりのよい雨のあたらない涼しい場所、高温多湿にならない場所での栽培が推奨。曇りの日や夜は花びらが外向きにカールしがちですが、陽が当たると元に戻ります。...

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2026年3月28日土曜日

三重県亀山市・法因寺様:手仕事で編み上げるしがら工法 植物が主役になるまでの足場づくり

三重県亀山市の法因寺様真竹竹林の斜面にて、しがら工法による斜面保全施工を行いました。 真竹の根が露わになった斜面を、はじめて見た日のことを思い出します。降雨のたびに少しずつ削られていく地表。積み重なった年月の重みがそのまま土の流れとなって現れていました。 封じ込めることではなく水と土と植物の働きを信じ人はきっかけをつくるだけ。 そうした考えからしがら工法を提案させていただきました。 施工の背景 法因寺様の敷地内、真竹竹林の斜面で、近年の集中豪雨により表土の流亡が進んでいる箇所が確認されていました。 今回の施工範囲 斜面長さ約10m、横幅約3m、高低差約150cm。 真竹の根が地表に露出し、そこから土が崩れ続けている状態でした。 止めることではなく、水の流れを読み、和らげること。土と植物がバランスを取りながら育っていける環境をつくることそれが今回の施工の目的です。 しがら工法について しがら工法は、杭と自然素材を組み合わせた透水性のある土留めです。治山技術では柵工(さくこう)に分類される山腹工のひとつで、表層土砂の流亡防止・土壌の安定と水分保持・植生回復のための基盤づくりを目的とし...

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2026年3月27日金曜日

天然の抗生剤。オレガノの抗菌作用で風邪予防オレガノ ホット&スパイシー

3月に入ると春の訪れを感じる日も増えてきました。2月後半から20℃を超えたり急に下がったり…寒暖差にカラダがついていかない、体調維持が難しい時期でもありますね。 こんな時期には風邪予防、消化器系や呼吸器系のトラブル対策にハーブ「オレガノ」の活用もおすすめ。ピザやパスタのトマトソースと相性のよいイタリア料理でも大活躍のハーブ、ドライオレガノやハーブオイルとしても市販されている、比較的馴染みのあるスパイスハーブかと思います。 別名をワイルドマジョラム、和名にハナハッカとも呼ばれ、植物として花も美しいのでドライフラワーやスワッグとして活用もされています。 古代ギリシャの頃から、香料、芳香剤、鎮痛剤などとして広く利用されていたそうで、現代でも風邪や消化不良、胃の不調に内服、関節のこわばりや筋肉痛を和らげる入浴剤としても利用されることがあるようです。 なんだか冷えを感じる時、風邪のひきはじめ?という感覚の時、ドライハーブをトマトスープや煮込み料理にプラスするのも。欧米では「天然の抗生剤」といわれるほど効能が評価されているそうなので、体調管理の強いミカタになってくれるはずです。...

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2026年3月26日木曜日

明治から続く庭に春の手入れを 尾上別荘庭園 年間管理

三重県四日市市にある尾上別荘様の定期庭園管理に行かせていただきました。今回は4人体制で、松の高木剪定、カシの剪定、手取り除草、外周の越境枝の手入れなど春の作業を一通り進めさせていただきました。 YOKKAICHI HARBOR 尾上別荘は、実業家・小菅剣之助が明治33年(1900年)頃に四日市に定住し、建てた邸宅の庭園です。将棋棋士(名誉名人)として名を成し、その後、株式売買・木材取引・土地開発で事業を広げた小菅剣之助。湯の山温泉の大石橋を私費で架け替えるなど、地域への貢献も多く残した人物です。 このようなお庭に触れさせていただく事はとてもありがたい事です。 今回の春の管理は夏に向けた下地をつくる時期です。植物が冬の休眠から目覚め、急速に動き出す前の手入れが肝心です。 雑草が大きくなる前に手取り除草をし越境枝が隣地へ伸びきる前に手入れ。 先手の手入れを重ねることで、一年を通して庭の状態が安定します。 ロープを使った高所作業で、松の樹形を整えました。機械の届かない高さでも、ロープを使えば木の上から一本一本の枝に向き合えます。 ただ枝を減らすのではなく、その木が持っている樹形を生かし...

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2026年3月24日火曜日

ちょっと変わった花言葉「スポーツ」「ゲーム」…のなぜ?ヒヤシンス 球根つぼみ

ヒヤシンス。どっしりと存在感のある球根とまだ固く閉じた花のつぼみが並んでいます。水耕栽培でも手軽に室内で育てられること、白や紫、ピンク、黄色など花色もカラフルで華やか、かぐわしい芳香も魅力ですね。 ヒヤシンスの花言葉には少し変わった言葉も並び、色別にもそれぞれの意味があります。全体では「悲しみを乗り越えた愛」「控えめな幸せ」そして「スポーツ」「ゲーム」。 スポーツやゲーム、という言葉は、花言葉としても珍しく不思議な感覚もありますよね。 この花言葉の由来となったのはギリシャ神話、スポーツ万能な美少年ヒアキントスにちなんだエピソード。 太陽神アポロンと円盤投げをして遊んでいたヒアキントスは西風の神ゼピュロスの嫉妬により円盤にあたり死んでしまう…そこで流れた血から咲いたのがヒヤシンス。そんな悲しいお話です。スポーツ・ゲームは一見明るいイメージの言葉ですが、実は悲劇から生まれたネガティブな面を持ち合わせているのですね。 色別には、白は心静かな愛、青は変わらぬ愛、紫は悲哀、赤には嫉妬、黄色に勝負、ピンクにはスポーツ、ゲーム、の言葉。愛憎が絡んだ神話が生んだ複雑な心理ワードもあり、贈り物には...

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