2026年7月19日日曜日

The Pond That Holds No Water: A Rain Garden Built a Century Before the Term Existed

In a Meiji era garden in Mie Prefecture, there is a stone rimmed hollow shaped like a pond that was never meant to hold water. In June 2026, nearly 200mm of rain filled it, and it drained in under a day.

source https://www.senteiyasora.com/en/post/the-pond-that-holds-no-water-a-rain-garden-built-a-century-before-the-term-existed

小さく可憐。でも確実に種を残す戦略的帰化植物 ヒナキキョウソウ

庭の片隅に、目立たぬように咲いていた小さな紫の花。 ひょろりと伸びた30cmほどの細い茎の先に、5枚の花びらを持つ直径1cmほどの花。 ヒナキキョウソウ(雛桔梗草)です。 日本では1931年に横浜で帰化が報告され、今では道端や空き地などで広く見られるようになりました。 茎は40cmくらいまで直立し、分枝せず、すらっとした姿です。 葉は卵形で無柄、互生します。 近縁のキキョウソウとは、葉が茎を抱かないのが見分けのポイントです。 花期は4月から8月、可憐な星型の花ですが、なんせ1cmほどと小さいので、目に留まらないことも多いですね。 このヒナキキョウソウ、スミレやホトケノザと同じく、閉鎖花(へいさか)という仕組みを持っています。 閉鎖花とは、つぼみのまま開かず、内部で自家受粉を完結させる花のことです。 そうすることで、天候が悪くても、受粉を助ける虫がいなくても、確実に種子を残せます。 なんとも合理的なシステムですね。 閉鎖花はがく片が通常の5個より少ない3個から4個で、果実も最上部の開放花より小さめですが、熟すと上部に穴が開き、多くの種子を散布します。...

source https://www.senteiyasora.com/post/hinakikyousou-heisaka-strategy

2026年7月18日土曜日

三重郡川越町にて医療施設の緑地定期管理(2026年7月)ロドレイアの木陰と蓮の花

三重郡川越町のとみすはらメンタルクリニック様へ、7月の定期管理に伺いました。 駐車場側のオリーブは下部を中心に剪定し、敷地全体の除草も行いました。あわせて樹木消毒も行い、夏本番に向けて虫の発生を抑えます。 オリーブは丈夫な木ですが、幹に食い入るオリーブアナアキゾウムシや根を食害するコガネムシの幼虫が二大害虫として知られています。下部の風通しを良くし、消毒を行うことはこうした食害の予防にもつながります。 今回シマトネリコは落ち着いていたので触らず除草のみ ロドレイアの花壇は土を掘り起こして中耕を行い、固まった土を柔らかくほぐしました。 合わせてチャート砂利分は細かく手取り除草を行います。 オリーブの消毒も合わせて 作業をしていて足を止めたのが、駐車場そばの鉢に植えられた蓮でした。 もう花は終わっていました。花蓮の開花期は7〜8月、一つの花の寿命は3日半ほどといわれますが、地下茎は伸びた先の節ごとに条件が良ければ次々と花をつけます。 一輪が終わっても、株全体としてはまだ終わりではありません。 ちょうど今の時期は七十二候でいう蓮始開にあたり、季節としてはむしろこれから見頃を迎えるところ...

source https://www.senteiyasora.com/post/kawagoe-tomisuhara-clinic-garden-maintenance-jul2026

2026年7月17日金曜日

The World's Most Dangerous Plant — and Why Its Flower Looks Just Like a Carrot's

A toxic plant resembling giant hogweed turned up on a Hokkaido University campus in 2025. Here's what makes this carrot-family plant so dangerous — and why its flower looks so much like the carrot on your dinner plate.

source https://www.senteiyasora.com/en/post/the-world-s-most-dangerous-plant-and-why-its-flower-looks-just-like-a-carrot-s

雑木の庭と、どう付き合っていくか。菰野町の山の家で、3日間の樹木管理と安全対策(2026年)

ロープを掛けて幹を登り、地上から10メートルほどの高さで足を止めた。そこで初めて、その枯れ枝が見えた。 下から見上げていたときには、葉に隠れて分からなかった枝です。太さは腕ほど。付け根はすでに乾いて、指で押すと繊維が崩れる。真下には、住まいの屋根がありました。 雑木の庭の手入れは、登らないと始まらない。この日、あらためてそう思いました。 菰野町の鈴鹿山脈の麓、雑木の森が広がるお庭 三重県菰野町、鈴鹿山脈の麓にあるお宅です。敷地に、雑木の森がそのまま付いています。 家が先にあって、あとから庭を作ったのではありません。森が先にありました。 だから私たちが最初にしたのは、木を切ることではなく、この森がどのような生態系かを調べることでした。 この森は、コナラーケネザサ群集と呼ばれる林のタイプに近い構造を持っています。鈴鹿山脈の丘陵地に広く見られる、日本の里山に典型的な落葉広葉樹の二次林です。コナラを中心とする森は、日本の里山景観の代表であり、多くの生物を支える生態系として知られています。 この判断は、現地の正式な植生調査を行う前の段階で、周辺の自然環境と既存の資料から仮定したものです。...

source https://www.senteiyasora.com/post/%E9%9B%91%E6%9C%A8%E3%81%AE%E5%BA%AD%E3%81%A8-%E3%81%A9%E3%81%86%E4%BB%98%E3%81%8D%E5%90%88%E3%81%A3%E3%81%A6%E3%81%84%E3%81%8F%E3%81%8B-%E8%8F%B0%E9%87%8E%E7%94%BA%E3%81%AE%E5%B1%B1%E3%81%AE%E5%AE%B6%E3%81%A7-3%E6%97%A5%E9%96%93%E3%81%AE%E6%A8%B9%E6%9C%A8%E7%AE%A1%E7%90%86%E3%81%A8%E5%AE%89%E5%85%A8%E5%AF%BE%E7%AD%96-2026%E5%B9%B4

2026年7月16日木曜日

小さいほどスピードが早い。というのは勝手なイメージか ハエトリソウ

まつ毛の生えた二枚貝のような葉、つい触ってみたくなるユニークな草姿。 虫を食べる食虫植物、ハエトリソウです。 葉のトゲには蜜腺があり、甘い蜜で虫をおびき寄せます。 葉の内側には感覚毛と呼ばれる3本ほどの毛が生えていて、これがセンサーの役割をします。 面白いのはその閉じ方で、1回触れただけでは閉じず、30秒以内にもう1回触れると、素早く葉を閉じます。 つまり、最初の刺激を30秒ほど記憶している、ということになります。 脳も神経もない植物が短い記憶を持つというのは、驚きですね。 ガーデニングショップでもよく販売されているので、育ててみたいと思う方もいらっしゃいますね。 湿地の環境を再現するように、鉢を水を張った皿に置く腰水(こしみず)栽培で、常に用土を湿らせます。 日当たりの良い場所で育てられます。 基本的には光合成で成長できるので、特に虫を与える必要はありません。 葉を閉じさせるとエネルギーを消耗するので、面白がって触るなど不要な刺激は厳禁です。 また、冬には休眠も必要です。 その最大の特徴である葉を閉じる性質に、ちょっと興味深い研究がありました。...

source https://www.senteiyasora.com/post/venus-flytrap-trap-speed

2026年7月15日水曜日

Life Returns to Bamboo Soil: What We Found Inside a Brushwood Terrace

On a bamboo slope in Mie Prefecture, we opened a shigara brushwood terrace we had built and found woodlice, earthworms and springtails already living inside. Two metres away, in the bamboo soil itself, almost nothing. Here is why.

source https://www.senteiyasora.com/en/post/life-returns-to-bamboo-soil-what-we-found-inside-a-brushwood-terrace

SATOYAMAイニシアティブ推進ネットワークに加入しました。庭から里山まで、繋がる事で見えてくるもの。

竹林の斜面で、落ち葉を敷き詰めたしがらの中をそっと掘ると、ダンゴムシがいて、ミミズがいて、小さな白い虫が動いていました。 数メートル離れた竹林の土を掘っても、生きものはほとんど見あたりません。同じ斜面なのに、しがらの中だけが違う。 その違いを、どう言葉にして、誰に渡せばいいのか。ずっと考えていました。 このたび剪定屋空は、SATOYAMAイニシアティブ推進ネットワークに加入しました。 2026年7月、事務局より参加の確定と、既存の会員の皆様への紹介の連絡をいただきました。 SATOYAMAイニシアティブとは何か 2010年10月に開催された生物多様性条約第10回締約国会議、いわゆるCOP10で、生物多様性に関する新たな世界目標である愛知目標とともに、SATOYAMAイニシアティブが提唱され、世界的に推進していくことが採択されました。 二次的な自然環境における生物多様性の保全と、その持続可能な利用の両立を図る取組です(環境省 https://www.env.go.jp/nature/satoyama/initiative.html / SATOYAMAイニシアティブ推進ネットワーク...

source https://www.senteiyasora.com/post/satoyama-initiative-network-join-2026

明治の埋立地に建つ庭で。尾上別荘様、古竹の伐採と苔の手入れ(2026年7月)

朝一番、松の根元に足をかけたとき、樹皮の下がまだ夜の湿り気を残しているのがわかった。 三重県四日市市尾上町、尾上別荘様の庭。 この木も、この石も、誰かが百年以上前に据えたものだ。 今日はその庭に、古くなった竹の伐採、苔の除草、落ち葉の清掃、消毒散布と、一日を通して手を入れさせていただきました。 手を動かしながら考えていたのは、今日の作業のことだけではなくこの庭を作った人たちが、何を思ってこの一本の松を、この一つの石を置いたのかということでした。 一日は高いところの片付けから始まり松の幹に体を預け、絡みついた古い竹を上から一本ずつ落としていく。 竹は軽いようでいて、枯れて水分が抜けたものほど扱いにくい。 この松を誰が植えたのか、もともとあったものなのか記録は残っていない。 ただ、この太さになるまで誰かがずっと見守り、剪定し、手を離さずにきたことだけは、幹に触れればわかる。 生垣まわりの片付けが終わる頃には、日はもう高くなっていた。次は庭の主役、苔に取りかかる。 苔は庭の顔だ。踏めば沈み、放っておけば他の草に負ける。今日は苔の間に入り込んだ雑草を手入れしました。...

source https://www.senteiyasora.com/post/yokkaichi-onoe-bamboo-moss-cleaning-2026-07

2026年7月13日月曜日

Why Old Satoyama Trees Were Never Cut Down — The Underground Network Science Later Proved Was Real

Old satoyama trees near shrines and villages were never cut down by superstition alone. Suzanne Simard's 1997 mycorrhizal network research shows why the old-timers were right — and what it means for the way we treat old trees in gardens today.

source https://www.senteiyasora.com/en/post/why-old-satoyama-trees-were-never-cut-down-the-underground-network-science-later-proved-was-real