2026年9月22日火曜日

美食家のパセリ。洗練されたスタイルと甘い香りのハーブ チャービル

フランス語でセルフィーユ、和名ではウイキョウゼリ、フレンチパセリとも呼ばれるハーブ、チャービル。 チャービルの繊細な葉 パセリ(オランダゼリ属)に似ていますが、セリ科シャク属の一年草でチャービルの方が葉の切れ込みが細かく入り、繊細で上品な甘い香り。美しい見た目から、美食家のパセリ(グルメのパセリ)とも呼ばれます。 南東ヨーロッパや西アジアの涼しい地域が原産なので、栽培に適した時期は3月から4月の春まきと9月から10月の秋まきが一般的。乾燥と強い直射日光を嫌うため、明るい半日陰で水持ちの良い土壌での管理、種を直接プランターなどにまく直まきが適しています。 種まきから約40日後と短期間で収穫できることも家庭菜園向き。中心の新芽を残して外側の葉から順に摘み取り、花芽をこまめに摘み取ることで、長く収穫を楽しむことができますよ。 料理での活用法は、サラダ、スープ、ドレッシング、魚・肉料理の風味付けやオムレツなどの卵料理と相性が良く、パセリよりもマイルドな甘い香りを活かしてフレッシュのまま使うのがおすすめ。 栄養面でもビタミンC、鉄分、マグネシウム、カロテンなどを豊富に含み、デトックス効果(...

source https://www.senteiyasora.com/post/chervil-cerfeuil-bishokuka-parsley-2026

2026年9月21日月曜日

ミステリーと植物。一次元の挿し木 に登場する紫陽花 アジサイ クローン

2026年夏に放映中のドラマ 一次元の挿し木。原作は2025年 このミステリーがすごい! 大賞 文庫グランプリ受賞の話題作でもあります。 雨に濡れるアジサイ ざっくりしたエピソードは、ヒマラヤ山中で発掘された200年前の人骨が、失踪した義理の妹のDNAと完全に一致という謎。関係者の不審な死や消えた過去の記憶、そして明かされる妹の正体と、二転三転する真実に驚かされる結末というヒューマンミステリー。 ストーリーが展開する中で、そこに登場する植物 紫陽花(アジサイ)にもスポットがあたり、紫陽花はクローンであるということもキーワードに。紫陽花は挿し木で増えるという性質から考えると、増えたアジサイは元のアジサイと遺伝子が同じ個体、ということ。 ソメイヨシノはクローンである、という話は良く知られている気がしますが、植物界において挿し木で増える植物、また球根が分球して増える植物、タネイモ、地下茎、ランナー、接ぎ木など考えてみればたくさん存在しますね。 動物、人間などのクローンというと怖いものというか未知のもの、という感覚もありますが、植物にとってはポピュラーなものなのだと気付かされました。...

source https://www.senteiyasora.com/post/ajisai-clone-sashiki-mystery-2026

2026年9月20日日曜日

去年、この松は葉が茶色くなっていました|三重県朝日町 黒松とマキの手入れ

三重県朝日町にてお庭お手入れ。去年、この松は葉が茶色くなっていました。 枝枯れも多かった。松は、弱ってくると先のほうから枯れ込んできます。遠目にはまだ緑に見えても、近づくと茶色い葉が混じっている。 二日かけて手を入れた黒松。三重県朝日町にて そのとき私たちがしたのは、剪定ではありませんでした。 消毒に伺ったときに、肥料を入れています。 剪定だけでは、弱った松は戻らない 松の手入れというと、揉み上げや古葉取りを思い浮かべる方が多いと思います。 たしかに形は整います。風も通ります。 ただ、樹勢そのものが落ちているとき、上だけ触っても戻りません。葉が茶色くなるのは、上で起きていることの結果で、原因は下にあることが多いからです。 だから去年は、肥料を入れて待ちました。 一年たって 今年の九月、二日かけて手入れに伺いました。 松を見上げて、まず思ったのは、樹勢がだいぶ戻ったということでした。葉の色が違う。茶色い葉が減って、緑が濃くなっている。 二日間の作業。奥の黒松に脚立を立てて、上から順に手を入れていきます 木の時間は、人の時間より遅い。...

source https://www.senteiyasora.com/post/asahicho-kuromatsu-maki-teire-2026

2026年9月19日土曜日

清楚な白い花…でも実は危険?毒性はある? セイロンライティア

セイロンライティア(学名:Wrightia antidysenterica)は、スリランカを原産とするキョウチクトウ科ライティア属の常緑低木。 セイロンライティアの白い花 熱帯・亜熱帯アジア、アフリカ、オーストラリアなどに約30種が分布する熱帯植物に分類され、日本では主に鉢植えや夏の花壇を彩る花木としてショップなどで苗木が流通しています。 名前の由来は、原産地であるスリランカの旧称セイロンと、属名のライティアを組み合わせたもの。英名ではホワイトエンジェル(white angel)とも呼ばれます。 開花時期が長いことも特徴的で、日本では主に5月から11月頃まで暑い夏の間も途切れることなく清楚な白い花を咲かせ続けてくれます。 五弁の星形、ジャスミンに似ている可憐な花ですが、香りはほとんどありません。花言葉もその花姿からイメージされる通り、清純、清楚など、ぴったりな雰囲気。 冬に枯れてしまうことが多いため一年草として扱われることも多いですが、明るい室内で越冬できれば翌年も楽しめます。 枝を折ると出る白い乳液。キョウチクトウ科の目印 枝を折ると、白い乳液が出ます...

source https://www.senteiyasora.com/post/ceylon-wrightia-white-angel-dokusei-2026

2026年9月18日金曜日

三重県四日市市高花平こども園様|園庭の樹木4本を台下げ。小さな脚立で樹木が手入れしやすい高さに戻す

三重県四日市市にある高花平こども園様で、園庭の樹木4本の台下げをしました。 サルスベリ、モチノキ、モミジ、カシの樹高下げを行いました。 手を入れる前のサルスベリ。花をつけたまま、樹冠が屋根を越えていました 台下げというのは、木の高さそのものを下げる手入れのことです。枝先を整えるのではなく、幹や太い枝を途中で詰めて、樹形の骨格から作り直します。 なぜそれをするのか。今回でいえば10尺の脚立を立てても、上に手が届かなくなっていた木もあり普段に管理に支障がでてしまっていたようです。また落葉機には落ち葉などもかなり落ちてしまうということで、今回はなるべく高さを低くして今後の管理をしやすくするご提案をさせていただきました。 園庭の木が大きくなると、困りごとが同時に増えます。 お隣の敷地へ枝が伸びる。落ち葉が入る。台風のあとに枝が落ちる。それでも、手が届かないと何もできません。そして手が届かない木は、次の年もその次の年も、手が届かないままです。 だから台下げは、木を小さくする作業ではありません。もう一度、人の手が届く範囲に戻す作業です。 園長様に、帰り際にこうお伝えしました。...

source https://www.senteiyasora.com/post/yokkaichi-takahanadaira-kodomoen-daisage-2026

2026年9月15日火曜日

三重県のクビアカツヤカミキリ|被害9市町と備える5市町。庭のサクラ・ウメの見方

三重県のクビアカツヤカミキリについて、2026年9月11日、国が防除戦略を決めました。 全国の市町村を4つに区分し、区分ごとに、やることを変える。その区分表に、三重県の14市町の名前が載っています。 私たちはは三重県菰野町で庭の仕事をしています。 お客様のお庭にサクラやウメがあるお宅も多い。 だから、この14市町がどこで、それぞれ何をすることになっているのかを、公開されている資料から調べました。 三重県の14市町が、国の区分に入っている 三重県の14市町が、国の4つの区分のどこに入っているか。参考資料2から一つずつ写しました 被害が出ているのは9市町です。 まん延地域が4、被害最前線地域が5。 残りの5市町は、まだ被害が出ていません。 隣が被害地域なので、備える側として名前が載っています。 菰野町もここです。 飛び地的被害地域は、三重県にはありません。 離れた場所で孤立した被害が出る、という段階にはまだなっていない。 まん延地域 桑名市、木曽岬町、朝日町、川越町 県の北の端、木曽三川に近い4市町です。 ここでの目標は、根絶ではなく、生息密度を下げることです。...

source https://www.senteiyasora.com/post/kubiakatsuyakamikiri-mie

2026年9月14日月曜日

The Invasive Plant Called One of the Worst on Earth — Alligator Weed's Spread Through Japan

Alligator weed, sometimes called one of the worst invasive plants on Earth, has been spreading through rice paddies and waterways in Japan. Here's what makes it so hard to stop, and how it was first traced to a paddy in Okayama Prefecture.

source https://www.senteiyasora.com/en/post/the-invasive-plant-called-one-of-the-worst-on-earth-alligator-weed-s-spread-through-japan

秋の訪れ2026年の白露。草花の露が白く濁る頃。二十四節季 白露

白露(はくろ)とは、二十四節気の一つで処暑から数えて秋の三番目にあたる節気。2026年の白露は、9月7日から秋分(9月23日頃)の前日までの期間を指します。 草の葉に降りた露。朝日を受けて白く光る 白露という名称は、夜の気温が下がることで空気中の水分が冷やされ生まれた露が草花や木に降り、朝日に照らされ白い粒のようにきらきらと輝いて見えることから。江戸時代の暦の解説書 暦便覧でも 露が白く凝る頃 と表現された植物との美しい情景です。 秋の訪れを示す情緒ある季節、白露の頃は秋の七草が登場する時期でもあります。秋の七草は万葉歌人の山上憶良が詠んだ歌に由来する、萩(ハギ)、尾花(ススキ)、葛花(クズ)、撫子(ナデシコ)、女郎花(オミナエシ)、藤袴(フジバカマ)、そして諸説ありますが朝顔は桔梗(キキョウ)を指すとされます。 秋の七草は、山野に自生するものが多いこともあり、お粥として食べる春の七草に比べあまり身近に感じない植物も多いように思いますが、派手さはなくとも目で見て楽しめる花の美しいものや、優し気な色合い、落ち着いた印象の秋の植物たちの風情もまた素敵ですよね。 毎日 暑い暑い...

source https://www.senteiyasora.com/post/hakuro-nijushisekki-aki-nanakusa-2026

2026年9月13日日曜日

Ukokkei, a Japanese National Treasure Chicken — We Took Ours to an Official Poultry Review

We took one of our own ukokkei chickens to an official Japan Native Chicken registration review in Mie Prefecture. Here's what happened, and why this striking black-boned breed was designated a national natural monument back in 1942.

source https://www.senteiyasora.com/en/post/ukokkei-a-japanese-national-treasure-chicken-we-took-ours-to-an-official-poultry-review

2026年9月11日金曜日

ダイアンサスとナデシコは同じ花?秋も楽しめる四季咲きも テルスター

やさしい雰囲気、可憐な花姿。古くから人々に愛されてきた植物ナデシコ。園芸品種もたくさん作られている人気の多年草です。 四季咲き性のダイアンサス テルスター 耐寒性も高く育てやすい植物なのでガーデンの彩りに重宝。寄せ植えやコンテナ、鉢植えはもちろん切り花としても楽しめますね。 大和撫子(やまとなでしこ)という言葉もあるように、日本でも古い時代から愛でられた伝統ある撫子(ナデシコ)。ただ、同じ種類の花でもダイアンサスという名称で流通している品種も多いです。ナデシコとダイアンサスは同じ花なのか。答えは、ナデシコはダイアンサス属の中の植物でありナデシコイコールダイアンサスと扱われることも多い、ということ。 ダイアンサスは学名で300種以上の種類がありますが、日本での流通上、カーネーション以外のものを総称してダイアンサスと呼んでいることが多いようです。 色や形も多種多様なダイアンサス、一般的には4月から8月までの春夏の開花品種が多くありますが、画像のテルスターは四季咲き性で植え付け時期により9月から10月下旬に開花させることもでき秋にも花を楽しめる品種。短期間で花をつけてくれること、耐暑性...

source https://www.senteiyasora.com/post/dianthus-nadeshiko-telstar-shikizaki-2026