まつ毛の生えた二枚貝のような葉、つい触ってみたくなるユニークな草姿。 虫を食べる食虫植物、ハエトリソウです。 葉のトゲには蜜腺があり、甘い蜜で虫をおびき寄せます。 葉の内側には感覚毛と呼ばれる3本ほどの毛が生えていて、これがセンサーの役割をします。 面白いのはその閉じ方で、1回触れただけでは閉じず、30秒以内にもう1回触れると、素早く葉を閉じます。 つまり、最初の刺激を30秒ほど記憶している、ということになります。 脳も神経もない植物が短い記憶を持つというのは、驚きですね。 ガーデニングショップでもよく販売されているので、育ててみたいと思う方もいらっしゃいますね。 湿地の環境を再現するように、鉢を水を張った皿に置く腰水(こしみず)栽培で、常に用土を湿らせます。 日当たりの良い場所で育てられます。 基本的には光合成で成長できるので、特に虫を与える必要はありません。 葉を閉じさせるとエネルギーを消耗するので、面白がって触るなど不要な刺激は厳禁です。 また、冬には休眠も必要です。 その最大の特徴である葉を閉じる性質に、ちょっと興味深い研究がありました。...
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