葉が食われた枝を目の前にすると、手はまず薬に伸びる。虫がいる、だから消す。順番としてはまっすぐです。けれどその枝をしばらく見ていると、別の順番が見えてきます。虫がいるということは、その虫を食べる生き物を呼べる庭でもある、ということです。 剪定屋空がお客様のお庭でよくお話しするのが、この一手です。害虫を減らすのではなく、害虫を食べる生き物を増やす。今日はその考え方と、剪定屋空がまとめている生き物が来る庭のつくり方をお伝えします。 シジュウカラは、1日に500匹の虫を運ぶ 庭の害虫を最もよく食べてくれる身近な鳥が、シジュウカラです。春から初夏、ヒナを育てている親鳥は、毛虫や青虫を巣にせっせと運びます。育雛期のシジュウカラ夫婦が、たった1日で約500匹の虫を巣に運んだ記録があります。 ヒナ1羽あたり、1日およそ50匹の計算です(出典: 虫を食べる野鳥類 シジュウカラ/kamemusi.no-mania.com)。 孵化から巣立ちまでは約20日間(出典: バードリサーチ 巣箱プロジェクト https://www.bird-research.jp/1_katsudo/subako/koso...
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