2025年12月13日土曜日

ポカポカ☀️ 昨日の冷え込みが嘘のように、今日はほんのりとした暖かさ😊 お手入れの手が自然に進む日でした。 ジュンベリーは強めに剪定。 全体的に落ち葉掃き、外周のウバメガシも剪定させていただきました。 今年はカメムシが多く、来年の雪も少し気になりますが、まずは年末まで、怪我なく進めたいと思います。 #三重県 #剪定屋空 #庭 #剪定 #落ち葉掃除 #gardencare #wintergarden


今年のキンモクセイ香った?2025年の開花状況を振り返る キンモクセイ

開花期は9月~11月、少し前の時期にはなりますが、お住まい地域の今年のキンモクセイ開花状況はいかがだったでしょうか? 開花するのはほんの1週間ほど、その短い期間に一斉に咲き濃厚な香りを漂わせる秋の花。甘さのあるかなり強い芳香は、好みの分かれるところかと思いますが…、季節の移り変わりを感じさせてくれる植物であることは間違いありません。 そんなキンモクセイですが、西日本ではかなり開花が遅く11月に入ってから香りを感じた、という報告も多数。全国的にどうだったのかと調べてみると10月の始め時点で東北15%、甲信24%、関東9%で香りが感じられ始めたという記事。10月20日時点では大阪8%、福岡6%となっており、西日本での開花遅れが記事になっています。(参考:ウェザーニュース)やはり残暑が長引いた影響はあるようですね。 遠くまで香りが届くことから「千里香」という別名ももち、ジンチョウゲ、クチナシと共に三大香木としても数えられる植物。花を混ぜ込んだ香るお茶「桂花茶」も。 花言葉にも小さな花姿からイメージされた「謙虚」「気高い人」の他、香りから連想されたであろう「誘惑」や「陶酔」という言葉もあ...

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2025年12月11日木曜日

なぜクリスマスの花?和名ではイメージの違う赤ら顔の動物に ポインセチア

12月に入った街中はクリスマスの雰囲気。クリスマスツリーやトナカイ、サンタさん、靴下、ケーキにプレゼント…、植物ではやはりポインセチアが主役となるのではないでしょうか。 毎年のことですが、赤く色付いたポインセチアをはじめ、イエローやオレンジ、ホワイト、ラメ入りなどカラフルな色合いの鉢がお店に並ぶと、クリスマス、そして年末だなぁ…とシミジミ。 ポインセチアがクリスマスの花とされる理由は、赤·緑·白の3色 が「キリストの流した血の色」、「永遠の命や愛」、「純潔」を表すこと。また、花や苞(ほう)の形がベツレヘムの星を連想させることが言われます。 赤とグリーンのカラーバランスがクリスマスをイメージするのは納得ですが、本来はメキシコ原産の暑い国出身のポインセチア、日本では強制的に開花、色づきを調整されていると思うと花自体は実はあまり喜んではいないのかも…ちょっと可哀そうな気もしてしまいますね。 また、あまり呼ばれることはありませんがポインセチアの和名は「猩々木(しょうじょうぼく)」。 猩々はなんと古典書物に記された動物。二足歩行の狸、猿、犬や豚に似ているともされ「酒を好む生き物」として記さ...

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2025年12月8日月曜日

お庭に防火樹を植えてみよう・防災の観点から考える庭木の植栽【無料レポート】

初めに 本記事の内容をまとめた 「防火樹の科学と実践レポート(PDF)」を無料で配布しています。含水率データ、歴史的背景、国際研究までを整理した資料ですので、庭木選びや地域防災の検討に、どうぞご自由にお使いください。 防火樹は「完全な壁」ではなく「遅延装置」である 火災から人命や財産を守るために、庭木や緑地を戦略的に活用する「防火樹」の概念が再評価されています。 本記事は、古来の知恵と現代の科学的知見を統合し、樹木の防火機能について詳細に解説します。 重要な前提として、いかなる樹木も極端な火災条件下では完全な防火性を持ちません。防火樹が果たす役割は、「延焼を遅延させる」「輻射熱を軽減する」ことにあり、その効果は適切な維持管理(枯死材除去、含水率維持)と空間配置によって初めて最大限に発揮されます。 歴史が証明する樹木の防火効果 防火樹に関する研究は、日本の歴史的な大災害を教訓として発展してきました。 関東大震災(1923年)の教訓 1923年の関東大震災後に行われた「火災と樹林並に樹木との関係」調査は、日本における防火樹研究の第一歩となりました。...

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12月10日は“ごめんねの日”。花を添えてゴメンねをカスミソウ

12月10日は「ごめんねの日」。 その由来のひとつは「ごめんねの日」制定委員会が制定したもの。“20代~30代の男女計400名を対象にしたアンケートで、半数以上の人が『今謝りたいことがある』、約70%弱の人が『今まで、素直に「ごめんなさい」を言えなくて後悔したことがある』、その理由として約60%の人が「タイミングを逃した」また、『気持ちを打ち分けるにはタイミングが必要』と答えた”そうです。 さらに「謝りたい時期」で最も多かったのが10月~12月。結果「国民全員が気軽に謝れる日」として記念日になりました。 もうひとつは、“ファミリーレストランの「ガスト」が、期間限定「ハミ出るビーフステーキ」にちなんで制定した”というもの。 「お皿からハミ出してごめんね」という逆説的なPR活動の一環として2019年に記念日を制定。当時、話題にもなったメニュー、記憶にある方もいるのでは。 それぞれの理由でできた記念日ですが、「ごめんね」を伝えるのはどんな状況でも難しいもの。 そんな時に力を貸してくれる「ごめんなさい」の花言葉をもつ花は「ヒヤシンス」や「カモミール」、バラやガーベラも本数によって謝罪の意...

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2025年12月6日土曜日

ネコジャラシも紅葉。紫色に染まる葉と黒い茎 エノコログサ 紅葉

ねこじゃらし。道端や空き地のちょっとしたスペースに生え、夏季につけるブラシのような花穂をゆらゆら揺らす。いわゆる雑草として扱われますが、かなり身近な馴染みある植物ではないでしょうか。 本名はエノコログサ。漢字では「狗尾草」となり、「狗(犬)の尾のような草」という意味、英語名もFox tail grassで「キツネの尾のような草」。日本でも江戸時代の俳句などには「犬ころ草」の表記もみられるため、「イヌコロ草」が「エノコロ草」に変化したのではないかといわれています。 画像は空き地に見つけた11月下旬のエノコログサ、通常9月頃には枯れてしまうようですが今年の残暑や秋の気温高に長く咲いていたのかと思われます。葉が濃い紫色に変わり茎は黒色に変化していました。あまり気に留めることもない植物かもしれませんが、夏季の活き活きとしたグリーンとはまた違うシックな雰囲気に紅葉した姿です。 ムラサキエノコログサという種類もあるようですが、そちらは葉や茎はグリーンのまま穂に生えた毛が鮮やかな紫色に変化するということなので、別の品種となるようですね。 花言葉には「遊び」と「愛嬌」。子どもが手に取って草遊びを...

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2025年12月5日金曜日

樹洞とは何か―樹木の防御機構と生態系サービス

樹洞(じゅどう)とは、樹木の幹や枝にできた自然の空洞(くうどう)のことです。 日本語には、この自然現象を表す豊かな表現があります。 参考書籍  神奈川県立生命の星・地球博物館(編) (発行年不明)『特別展図録 樹洞』   木の穴 洞(うろ) 洞(ほら) 巣穴(すあな) これらは全て同じ現象を指していますが、呼び方の多様性は、古来より日本人が樹洞に特別な関心を寄せてきたことの証です。民俗学的には、樹洞は神聖な空間、森の生命の宿る場所として畏敬の対象でもありました。 樹洞には、それぞれ固有の形、大きさ、形成過程があります。樹洞が形成される樹種も、その経路も実に様々です。 樹木の幹の断面構造と樹洞形成メカニズム 樹木の生き方―「生きているのは外側だけ」という驚きの真実 樹洞形成のメカニズムを理解するには、まず樹木がどのように生きているかを知る必要があります。多くの人が誤解しているのですが、樹木の幹の断面を見たとき、中心まで全部が生きた細胞というわけではありません。 樹木の生存戦略:外側で生き、内側で支える 実は、樹木は樹皮に近い部分だけが生きていて、内側の年輪部分は死んだ細胞なのです。...

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