三重県四日市市にある尾上別荘様小菅邸庭園の庭園管理にお伺いさせていただきました。 作業2日目の11月5日、玄関横の竹の枝にコノハズクが留まっている姿を確認しました。 コノハズクは全長20cm前後の小型フクロウで、環境省レッドリストの準絶滅危惧種に指定される希少種です。 このような野生生物が庭園に飛来・滞在することは、当該庭園が生物多様性の高い健全な環境である証といえます。 立ち枯れ樹木の伐採に先立ち、お酒とお塩によるお清めを執り行いました。 これは古くから林業・造園業で受け継がれてきた伝統であり、以下の意味があります。 自然への感謝と敬意の表明:長年庭園を彩ってきた樹木への感謝 作業の安全祈願:伐採作業における事故防止の祈り 自然との調和の意識:人間中心ではなく、自然の一部としての謙虚な姿勢 自然への畏敬の念があってこそ、庭木と対話できる。これが剪定屋空の信念です。 立ち枯れした樹木は、倒木リスクが極めて高く、周辺への安全上の重大な脅威となります。 特に台風シーズンや強風時には、予期せぬ倒木が建物や人命に危害を及ぼす可能性があるため、迅速かつ慎重な対応が不可欠です。...
source https://www.senteiyasora.com/post/onoebessou-kosuge-garden-management-202511
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