蜂の巣が低い年は大雨になる、と言われてきた。 庭の仕事をしていると、年によってやけに低い場所に蜂の巣が多いと感じることがある。 石垣の隙間、生垣の根元、切り株の近く。そういう年に限って、梅雨が長かったり、秋に大雨が来たりする。 そんな経験が積み重なって、この言い伝えは語り継がれてきた。 今年もそれを感じている。 1998年、アシナガバチ(Polistes chinensis)の巣の位置選択を調べた学術論文がある(Ethology Ecology & Evolution 誌掲載、doi:10.1080/08927014.1998.9522839)。 結論は明確だった。 蜂は将来の気象を予測して営巣場所を選んでいるのではない。 今の環境—捕食者のリスク、振動、湿気、餌場までの距離に基づいて選んでいる。 では今年、なぜ低い場所に巣が多いのか。 今年は巣が低いところにあるものを何個も確認してます。 キイロスズメバチの巣と生態 今年の三重県の気象データを気象庁の津観測所(観測所番号47651)で確認すると 2026年1月の降水量は0.0mmだった。平年の1月は40〜60mm程度降る(気象庁...
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