2026年6月1日月曜日

落ち葉の居場所。世界の研究が教えてくれる、落ち葉が持つ力

三重県の雑木林で、落ち葉を掃かずにすき込む作業をすることがあります。道具を動かしながら 「この落ち葉、どこへいくんだろう」とふと思います。 「落ち葉はゴミか、それとも資源か」という問いの答えは、世界の研究者たちがすでに出しています。落ち葉は、土をつくり、命を育て、気候を安定させる——見えない仕事をし続けています。 落ち葉は土をつくる — 分解の仕組み 落ち葉の下で、土は育ち続けている 落ち葉は放置されているように見えて、森の中で重要な役割を担っています。分解には3つの主役がいます。 最初に動くのはトビムシやヤスデなど「一次分解者」と呼ばれる生き物で、落ち葉を細かく砕いていきます。次に菌類が乗り込み、細分化された有機物を化学的に分解します。 コナラ林に豊かなECM菌(外生菌根菌)もこの過程に深く関わっています。最後にバクテリアが最終分解を担い、腐植酸やミネラルとして土壌に蓄積されます。 かつて里山では、落ち葉を集めて焚いたり、畑にすき込んだりすることが日常でした。あの火の煙の向こうに、土に還していくという営みがありました。落ち葉焚きと山茶花の記事も、その記憶のひとつです。...

source https://www.senteiyasora.com/post/ochiba-mulching-leaf-litter-ecology

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