2026年7月17日金曜日

雑木の庭と、どう付き合っていくか。菰野町の山の家で、3日間の樹木管理と安全対策(2026年)

ロープを掛けて幹を登り、地上から10メートルほどの高さで足を止めた。そこで初めて、その枯れ枝が見えた。 下から見上げていたときには、葉に隠れて分からなかった枝です。太さは腕ほど。付け根はすでに乾いて、指で押すと繊維が崩れる。真下には、住まいの屋根がありました。 雑木の庭の手入れは、登らないと始まらない。この日、あらためてそう思いました。 菰野町の鈴鹿山脈の麓、雑木の森が広がるお庭 三重県菰野町、鈴鹿山脈の麓にあるお宅です。敷地に、雑木の森がそのまま付いています。 家が先にあって、あとから庭を作ったのではありません。森が先にありました。 だから私たちが最初にしたのは、木を切ることではなく、この森がどのような生態系かを調べることでした。 この森は、コナラーケネザサ群集と呼ばれる林のタイプに近い構造を持っています。鈴鹿山脈の丘陵地に広く見られる、日本の里山に典型的な落葉広葉樹の二次林です。コナラを中心とする森は、日本の里山景観の代表であり、多くの生物を支える生態系として知られています。 この判断は、現地の正式な植生調査を行う前の段階で、周辺の自然環境と既存の資料から仮定したものです。...

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