探し求める秋
木工場前のモミジが紅葉マックス🍁
「紅葉(こうよう)を見に出かける」ことを「紅葉狩り(もみじがり)」と言いますが、キノコ狩り、潮干狩り、ブドウ狩り、と同じようにモミジ狩りは「紅葉を食べる」と認識している人も意外と多いのだとか。
紅葉も天ぷらなどで食べることは問題ないようですが、日本語では狩るとは「探し求める」意味も含むので、紅葉狩りは山に入って紅葉を探し鑑賞して楽しむことを指しています。
平安時代には「桜狩り」という言葉もあったようで、当時は今のように生活エリアにソメイヨシノはなかったので、自然の山桜を野山に入って探し求め「狩る」必要があったのですね。
現在では、桜のお花見のように観光地や温泉でも紅葉を手軽に観賞できる「紅葉見(もみじみ)」も楽しいものですが、自然の美を求めて野山に「狩り」に行くのもまた風流。
桜前線ならぬ紅葉前線は徐々に南下し北では9月下旬から南は12月頃まで続くので、紅葉に歩調を合わせて狩りに出かけるのも素敵ですね。
#紅葉狩り
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